フィリピンの新型コロナウイルス最新版

フィリピンの新型コロナウイルス最新版<br>

世界各地で猛威をふるう「新型コロナウイルス」。
世界での感染者が10万人を超えたと報告されています。
残念ながら収束の目途は未だ立っていません。

フィリピンでは、3月6日現在、
5名がフィリピン国内の検査でコロナウイルスと診断されました

※3月7日、感染者数は計6人です。

※3月8日、感染者数は計10名です。

※3月11日、感染者数は計49名です。

※3月23日、感染者は462名です。

※3月24日、感染者数は552名です。

※3月28日、1075名です。跳ね上がりましたね。

※4月1日、2311人です。

※4月2日、2633人です。

 

 

そこで本記事では、フィリピンにおけるコロナウイルスの現状についてまとめました。

※今後さらに増える可能性がありますので、この行以下の更新を一旦止めます。

3月21日現在のフィリピンにおけるコロナウイルス情報は下記のページをご覧ください

フィリピン入国禁止!?ビザの新規発行停止!?コロナウイルスVSフィリピン

 

 

フィリピン国内で新型コロナウイルスと診断された人数(最新版)

フィリピン国内の検査によって新型コロナウイルスと診断された人数は、
3月7日現在、6名と報告されています。

 

内3人は中国人、残りの3名はフィリピン人です。

1月下旬に中国の湖北省武漢市から入国した中国人3人は、
1名が死亡、2名は回復しすでに退院しています。

 

死亡した1名は、中国国外での初めての死亡例とされ、
フィリピンでは衝撃が走りましたが、この3例を除いては、
フィリピン国内では新たなコロナウイルスの感染者は見つかりませんでした。

 

しかし、3月6日、フィリピンの保健省は、新型コロナウイルスに
2名のフィリピン人が感染したことが明らかとなったと発表しました。

内1人は、日本への渡航歴があります。
2月25日に日本からフィリピンに帰国し、
その後体調不良を訴え病院で検査を受けたところ、
新型コロナウイルスであると診断されました。

 

また、もう1人に関しては、ここ数カ月の間、
海外への渡航歴はありません。

 

これはつまり、フィリピン国内で感染が発生したことを意味します。

 

現在、感染が確認された5名の内、4名はマニラ周辺を拠点としており、
1名(3人目の感染者)はセブにて発見されました。
その他の地域においては、新型コロナウイルスは発見されていません。

 

※3月7日、6人目の感染者が報告されました。マニラ近郊です。

3月5日に検査を実施し、3月7日、陽性であることが明らかになりました。

フィリピンでは、検査をしてから結果が出るまでに2日ほどかかります。実は、いま現在も検査結果待ちの人が複数人います。今後さらに増えていく可能性は大いにあります。

– – – – – – – –

また、外国人(日本人含む)がフィリピンに旅行し、帰国した後、
その旅行客が新型コロナウイルスにかかっていたとの情報がここ最近急激に増えており、
フィリピンにも大量の新型コロナウイルスがすでに持ち込まれていることについては疑う余地はありません。

 

今後、フィリピンにおいても、新型コロナウイルスが拡がることは十分に考えられますので、
フィリピンに住む方々も、新型コロナウイルスの情報に気を配ることが必要となります。

※3月8日、新たに4名の感染者が、フィリピン国内で発見されました。

2名がフィリピン人、1名が台湾人、1人がアメリカ人です。

 

 

フィリピン政府が行った新型コロナウイルス対策

中国、日本、韓国からの旅行客が多いフィリピンですが、
現在のところ、感染者を6名にとどめることに成功しました。

その理由の1つに、政府が早期に行った渡航禁止に関する通達を
挙げることができるでしょう。

 

フィリピン政府は、中国で新型コロナウイルスが拡大していると分かるや否や、
ドゥテルテ大統領の権限により、中国ーフィリピン間の移動を禁止しました。

 

その後、台湾への運行取りやめを通知したことにより台湾から大バッシングを受け、
数日間で運行停止を取りやめるという事件(?)もありましたが、
感染予防全体については間違いなく大きな成果を発揮しています。

 

中国および韓国でのコロナウイルス感染者の拡大により、
フィリピン政府は以下の方向性を示しており、
フィリピンの航空会社であるフィリピン航空やセブパシフィックもこれらの方針に従い、
関連ルートの運行停止や本数減を行っています。

 

<フィリピン政府が発表したフィリピン国民に対する渡航制限>

1.フィリピン国民については、中国(香港・マカオを除く)への渡航を禁止。

 

2.フィリピン国民のうち、香港・マカオ・韓国の永住者・留学生・労働者以外の物について、
これらの国及び地域への渡航を禁止する。

 

3.フィリピン国民のうち、香港・マカオ・韓国の永住者・留学生・労働者については、
関連するリスクについて認識し、理解したことを示す宣誓書の署名することを条件に
渡航することが認められる。

 

※3月3日、フィリピン政府はそれらの国への渡航制限の一部を解除しました。

 

現在は、以下のルールが適用されています(随時変更されます)

(1)フィリピンへの入国制限

ア 永住ビザの所有者,フィリピン人の外国人配偶者又は子供,外交ビザの保有者以外の外国人は,過去14日間以内に中国,香港,マカオ,韓国大邱広域市及び慶尚北道清道郡に滞在歴のある場合は入国及び乗継ぎを禁止。

イ 過去14日間以内に中国,香港,マカオ,韓国大邱広域市及び慶尚北道清道郡に滞在歴のある永住ビザの所有者,フィリピン人の外国人配偶者又は子供,外交ビザの保有者の外国人は,14日間の検疫を条件として,入国が認められる。

 

(2)フィリピン国民に対する他国・地域への渡航制限

ア 中国(香港,マカオを除く。)

フィリピン国民については,中国(香港,マカオを除く)への渡航を禁止。

 

イ 香港,マカオ

(ア) フィリピン国民のうち,香港,マカオの永住者,香港,マカオへの留学生,香港,マカオへの労働者以外の者については,香港,マカオへの渡航を禁止。

(イ)フィリピン国民のうち,香港,マカオの永住者及びその扶養家族,香港,マカオへの留学生,香港,マカオへの労働者については,関連するリスクについて認識し,理解したことを示す宣誓書に署名することを条件に渡航することが認められる。

 

ウ 韓国

(ア) フィリピン国民については,大邱広域市及び慶尚北道清道郡への渡航を禁止。

(イ) フィリピン国民のうち,大邱広域市及び慶尚北道清道郡以外の韓国に渡航しようとする者については,関連するリスクについて認識し,理解したことを示す宣誓書に署名することを条件に,韓国への渡航することが許められる。

(ウ) フィリピン国民のうち,韓国の永住者及びその扶養家族,韓国への留学生,韓国への労働者については,関連するリスクについて認識し,理解したことを示す宣誓書に署名することを条件に,韓国への渡航が認められる。

(在フィリピン日本国大使館ウェブサイトより)

 

日本への制限は、3月7日現在行われていませんが、今後制限されることは十分考えられます。
新しい情報をしっかりと確認するようにしてください。

 

 

フィリピン国内の経済的打撃

現在、日本を始めとした世界の国々が大きな打撃を受けているように、
フィリピン国内でも経済に大きな影響が出始めています。

 

まず、大打撃を受けたのがフィリピンの2大航空会社である
「フィリピン航空」と「セブパシフィック」です。

フィリピン航空では、2019年12月の時点でも大きな赤字が報告されていましたが、
コロナショックにより経営状況はさらに悪化しています。
最近では、毎年300人の従業員削減が行われていましたが、
今年はより大きな削減をする必要に迫られるかもしれません。

 

セブパシフィックは国際線の運行停止を受け、
国内線の大規模キャンペーンを行うことで何とか業績を保とうと努力しています。
国内旅行88ペソキャンペーンでフィリピン旅行者の取り込みを図ろうと目論んでいますが、
ガラガラの便が目立つのが実情です。

 

また、インバウンドを経済の中心に置いてきた観光都市「セブ」では、
メイン客であった中国人、韓国人客の激減により、大きな打撃を受けています。
もちろん、セブ以外の観光地も同様です。

近年は中国人、韓国人客が増えていたこともあり、この2つの国からの渡航が中止されたことで、
営業の継続が難しくなる店舗も増えています。

 

また、マニラ近隣の歓楽街からは、旅行客の姿が一気に消えたと報告されています。
日本人観光客をちらほらみかける程度とのこと。

 

外国人観光客を頼りにしていた店舗は、客が来てくれないと生活が回らないし、
でも外国人が来るとコロナウイルス感染のリスクが高まるという
非常に複雑な心境の中で働いているようです。

 

また、2月、3月に計画されていた多くのイベントは
中止もしくは規模を縮小しての実施に変更されました。

 

日本ほどではないとは思いますが、フィリピンでも大きな経済的打撃を受けています。

 

 

フィリピン人が抱えるコロナウイルスへの心理的不安

フィリピン人は、感染症に対して非常にデリケートです。

 

というのも、フィリピンでは非常に多くの感染症が日常的に発生しており、
感染症で亡くなる人々も身近に多くいるからです。

 

また、医療が整備されていない地域や、高額の医療費により医者にかかれない人もおり、
感染症に対する恐怖は、日本人以上です。

 

フィリピンではコロナウイルスの感染者が未だ少ないことから、
日常通りに生活をしている人が多いようです。

 

しかし、2月3月には、マスクや消毒用のアルコールが売り切れになるなど、
新型コロナウイルス対策を早期に始めている人が多い印象です。

 

多くの人が密集する場への参加を自粛する人も増えてきているようです。

 

また、中華街への外出は多くの人が取りやめ、
フィリピン国内の中華街は閑散としているのに加え、
東アジアからの旅行者へは不安な目を向ける人が多くなっているようです。

 

私は、2月以降、「中国人?」と聞かれたのが2回あった程度ですが、
セブやマニラにおいては、東洋人に対して明らかに不穏な目を向けたり、
否定的な態度を示す人がいることも報告されています。

 

今、日本からフィリピンに渡航する際は、
フィリピン人の不安な気持ちを汲み取ったうえで、
私たちも適切な行動を取ることが必要となります。

 

手でカバーせずに咳をしたり、発熱があるのに旅行を楽しんだりすることは、
フィリピン人をさらに不安にさせますので、
コロナウイルスが収束するまでは、相手のことを一番に考えた行動をする必要があるでしょう。

 

フィリピン人に対して行ったインタビューの様子はこちら↓↓↓

 

コロナウイルスに関する緊急時の対応

もちろんコロナウイルスがこのまま収束していけばうれしいのですが、
逆に増えていく可能性が高いでしょう。

 

その際、頼るべきウェブサイトを紹介します。

 

外務省ウェブサイト(フィリピンの主要病院)

日本の外務省の世界の医療事情のページです。
フィリピンの主要病院の電話番号が掲載されています。

フィリピンで病院にかかる際の注意点として、
いきなり行くことは避けてほしいとのことです。

 

新型コロナウイルスを受け付けていない病院もあるため、
事前に電話連絡をし、受け入れ病院を確認した上で向かうようにしてください。

 

 

フィリピン保健省ウェブサイト(コロナウイルス情報)

フィリピンの保健省のコロナウイルス専用サイトです。
フィリピン国内におけるコロナウイルスの情報については、
主に保健省から発表されますので、このサイトの情報を参考にしてください。

 

 

終わりに

新型コロナウイルスに関しては、残念ながら未だに収束の目途が立っていません。

 

日本のニュースでは残念ながら、
新型コロナウイルスにかかっている可能性があるのを分かっていながら
フィリピン旅行を楽しんだという話も出ています。

 

今後、新型コロナウイルスが世界にどのような形で影響を及ぼすのかについてはわかりませんが、
フィリピン人は感染症にかかることを非常に恐れているという、
彼らの不安をしっかりと理解した上で、適切な行動を取るようにしてくださいね。