ダバオ無料日本語塾とは:日本語を学びたいフィリピン人の強い味方

ダバオ無料日本語塾とは:日本語を学びたいフィリピン人の強い味方

ダバオには、日本語を学びたいと考えている人が多くいます。

 

しかしながら、日本語を学ぶスクールに通うには大きなお金がかかります。

 

そんな中、ダバオには無料で日本語を教えている「ダバオ無料日本語塾」というものがあります。

 

今回は、ダバオ無料日本語塾について紹介するとともに、日本語が話せる人材を探している企業のためのお役立ち情報について紹介します。

 

 

ダバオ無料日本語塾とは

ダバオ無料日本語塾とは、その名の通り、フィリピンのダバオ市で、日本語を習いたいと考えているフィリピン人に、無料で日本語を教えている団体です。
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基本的には対面式クラスが行われていますが、現在はコロナのため、Messangerを用いたオンラインクラスが実施されています。登録は必要なものの、料金は無料です。

 

ダバオにはいくつかの日本語を学べるスクールがありますが、その多くは、有料であったり、学習後の進路が決められているものです。

 

その一方で、ダバオ無料日本語塾は、完全無料で日本語授業を提供しているとともに、特定技能実習生となるために必須の資格『日本語能力試験4級(JPLT4)』合格のためのさまざまなサポートを実施しています。しかも、その後の進路に関しては、フィリピン人が自由に決められるというもの。

 

つまり、日本語を学びたいと考えているフィリピン人にとっては、プラスしかない団体と言えます。

 

なぜ、このようなサービスが可能なのでしょうか。

 

 

ダバオ無料日本語塾の位置づけ

ダバオ無料日本語塾は、日本フィリピンボランティア協会(JPVA)というNPO団体が運営していました。つまり、ボランティアの一環として実施していたというわけです。ただ、JPVAは、日本がフィリピンに何かをしてあげる、という一方通行のボランティアではなく、活動内容によっては、フィリピンが日本をサポートする場合もあるなど、相互に助け合うことを大切にしていた団体のようです。

 

前身となるJPVAは2020年3月に解散したようですが、現在はその意志を受け継いだ日比相互補完事業協会(JPMRA)という団体が運営しています。名前からもわかるように、日本とフィリピンがお互いにサポート、フォローしていこうという目的の団体です。

 

そのため、ダバオ無料日本語塾の日本人サポーターたちは、ボランティアとして参加しています。特に定年を過ぎ、移住や長期滞在をする日本人たちによって愛され、支えられている団体なのです。

 

 

ダバオ無料日本語塾の特徴

では、ダバオ無料日本語塾には、どのような特徴があるのでしょうか。

 

完全無料の日本語学習サポートを受けられる

まず、一番に挙げられるのが、高品質の日本語授業を無料で受けられる点です。学習に必要な教科書代のみ徴収しているようですが、授業自体は完全無料で提供しています。

 

講師は、日本語が堪能なフィリピン人講師が担当しており、日本語や英語、また現地語であるビザヤ語にて授業が行われます。日本語をゼロから勉強したフィリピン人が講師のため、ゼロから学習を始めようとするフィリピン人の気持ちがよくわかるのです。さらに、躓いてしまうフィリピン人のために、日本人ボランティアが個別サポートに回るという徹底ぶり。悩んだ際には、授業中でも、授業後でも質問ができるため、安心して学習に打ち込むことができます。

 

ただ、無料というのをいいことに、中途半端な気持ちで参加するダバオ市民もいるとのこと。そのような生徒たちに対しては、欠席数や遅刻数に応じて受講を中止しているようですので、利用する際には、日本語を絶対に学ぶんだという強い気持ちを持つことが大切そうです。

 

JPLT4の最短合格に向けた徹底指導

フィリピン人が日本語を学ぶ目的は様々ですが、ダバオ無料日本語塾では、「JPLT4の合格」を目指した授業が行われます。JPLT4は、日本で仕事ができる特定技能実習生になるために必要な資格の1つです。そのため、JPLT4は、JPLT4の合格に必要な単語や文法、表現やリスニングに焦点をおいた内容が中心となります。また、最終的には個人の努力が必要になることから、「JPLT4の合格に向けた学習方法」の共有にも力を入れています。

 

その一方で、スピーキングにはそこまで重きが置かれていないため、会話力を伸ばしたいという方は、別の方法を探すか、もしくはボランティアの日本人を捕まえて、話しまくるなどが必要になるかもしれません。

 

様々な年齢層の学習者がともに学習

若いフィリピン人に絞って学習サポートをする日本語塾が多い中、ダバオ無料日本語塾では、年齢制限を設けていません。そのため、将来日本に行って働きたいと考える若い人材はもちろんのこと、過去にタレントとして日本で働いた世代の参加者が多いのも特徴の1つ。さまざまな年齢層の学習者が、ともに励まし合いながら日本語学習に打ち込んでいます。

 

また、定期的に生徒と講師の親睦会やイベントも行われているようです。学習仲間を探しているフィリピン人にとってはとてもよいコミュニティといえそうです。

 

合格者を対象とした就職サポート

JPLT4を合格した受講生に対しては、日本語を活用して働くための就職サポートも行っています。関係のある日本の会社や、ダバオやミンダナオで日本語がしゃべれる人材を探している日系会社などへの就職をサポートしています。実際、卒業生の何人かは、ダバオやダバオ近郊に進出した日系会社にて、初期メンバーやマネージャーとして就職が決まっているといいます。

 

就職サポートはあくまでも善意で行っているため、JPLT4を合格したら必ず働き口があるというわけではありませんが、一生懸命学習した人へは長期的なサポートを行っているのも特徴です。日本語を学ぶだけでなく、日本文化や日本のビジネスマナーなどについても学習しているため、日本人の文化をよく理解した生徒が多いとのこと。

 

また、JPLT4を受けるには大きな費用がかかりますが、継続的に努力をしていたり、合格までもう少しだったりする参加者に対しては、一部受講費の補助も行っているようです。

 

 

日本企業との連携実績

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ダバオやミンダナオにある日系企業の従業員として、ダバオ無料日本語塾の卒業生が就職する事例も生まれています。

 

ダバオは現在、フィリピンの中でも非常に大きな注目を集めている地域ですし、フィリピンで最も安全なことから、多くの海外企業が進出を狙っています。今後は、日本企業の進出も増えるのではないかと予想されます。

 

もし、日本語が話せるフィリピン人の人材をお捜しでしたら、一度相談してみるとよいでしょう。

 

 

フィリピン人に向けたオンライン日本語塾のスタート

コロナによってオフラインクラスがストッフしてしまったダバオ無料日本語塾ですが、現在、YouTubeを活用したオンラインクラスを準備中とのことです。

 

もし、日本語を無料で学びたいとお考えのフィリピン人がおられましたら、こちらも検討してみるとよいでしょう。

 

 

終わりに

今回は、ダバオで無料の日本語塾を開催している「ダバオ無料日本語塾」について紹介しました。

運営しているJPMRAでは、ダバオ無料日本語塾の他にも、日本人の移住サポートや日本人コミュニティの運営等も実施しているようですので、興味があればぜひ覗いてみてくださいね。

 

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