フィリピンダバオよりこんにちは!
先日、ある記事を読みました。元KAT-TUNの赤西さんの英語はすばらしく、英語学習には、彼のように耳からコピーして覚えることが大切だ!というものでした。
皆さんは、どう思いますか?
この記事は、自分に相応しい英語学習法を見つけるに当たって非常に重要な意味を持つと考えられます。少し見ていきましょう。
英語の最適学習法は個人によって異なる
「赤西さんが耳からコピーして覚えることを重視」し、素晴らしい上達を見せたということに関しては素晴らしいと思っています。様々な語学を取得した語学の名人たちの多くがしていること、それは、ネイティブの「真似」で、それが語学学習に非常に効果的であることは周知の事実です。赤西さんにとって耳から英語を覚えることは最適解かも。
しかし、賛成したのと同時に、批判的な感情も持ちました。なぜなら、「それができない人はどうすればいいの?」ということです。
耳からの完全コピペは、音楽分野に精通していたり、絶対音感を持っていたり、一部の才能を持っていたりする人ならできると言われているのですが、多くの人々にとっては難しいものです。もしこれが誰にでもできるのなら、日本人英語はもっと流暢になっているはずです。
つまり、これは耳から覚えることが得意な赤西さんにとっては非常に優れた方法だといえます。しかし、万人にとって必ずしも最適解か、と聞かれたら答えはNoです。苦手で勝負しても勝てません。自分が得意とする、自分らしい方法を用いることが大切といえます。
英語の一番の学習方法は何?
やはり「自分に合った学習法を見つける」というのが英語学習にはもっとも大切だと思います。
耳からコピーできる能力がある人は、それを最大限に活かすことが大切です。しかし、その能力に乏しい人が同じことをしようとしても、最大限の効果は得られません。
ネイティブと英語学習法の話をしていると、彼らは、映画をみて、ネイティブを真似て、聴きまくっているうちに上手くなるよ、という人が多くいます。文法なんて、中学でちょっと習っただけさ、と。
なぜそれが一番よい学習法なのかを聞くと、ネイティブはそうやって英語を話せるようになるからさ!との回答が返ってきます。
しかし、ちょっと待ってください。それは日本語にも言えることだとは思いませんか?漢字は別として、私たちは自然と日本語を身につけました。毎日毎日、日本語のみの環境の中で生活し、曖昧さが多いとされる日本語を、問題なく使いこなせるようになります。
では、外国人が日本語を学ぶ際に、日本語を聞いて聞いて覚えているかというと、多くの人々は、そうではありません。日本語を分解し、私たちが知らないような日本語に関する文法を学び、論理的に日本語を学んでいる人々も多くいます。一方、大好きなアニメを繰り返し見ているうちに、日本語をマスターしてしまう人もいるようです。
何を言いたいかというと、
英語学習において、どんな学習法が最も優れているか、という結論は非常に難しいということです。
そのため、英語を学習するにあたっては、ぜひ「あなた自身の個性」を大切にしてください。
性格や個性、生活スタイルなどで、あなたの長所があるようなら、それを活かすことが英語学習において何よりもの近道となります。
私の場合、耳コピは苦手分野です。そのため、文法の徹底的な理解と瞬発的な英作文、音読をとことんやったおかげで、自分の意見を述べたり、相手の意見を引き出すこと力がグングン伸びました。得意な分野ができれば、英語を扱うことにも自信を持つことができ、リラックスして話せるようになります。自分にとって相応しい学習法を見つけることがまずは大切ですね。
終わりに
英語の学習をスタートしたばかりのころは、どんな学習法がいいのかで迷うことが多いかと思います。いろいろな学習法を知り、試すことは大切だと思いますが、最終的には、
・あなたに合った学習法であるか?
という視点を大切にしてほしいと思います。
性格、個性別のおススメ学習法については、、、
今後紹介しますね(^ ^)
ではまた☆
人気YouTuber「A.J.Hoge」が提唱する英語学習法