フィリピンのフィンテックアプリ「GCash」を徹底紹介!コロナウイルスで利用者急増中!

フィリピンのフィンテックアプリ「GCash」を徹底紹介!コロナウイルスで利用者急増中!

フィリピンのコロナウイルス拡大を受け、
外国人だけでなく、フィリピン人の間でも注目が集まっているのが
今回紹介するフィンテックアプリ「GCash」です。

本記事では「GCash」とは何かを少しだけ紹介した後、
GCashの便利な機能や使い方について紹介します。

 

フィリピンのフィンテックアプリ「GCash」とは

GCashは、フィリピンの2大通信事業者の1つである、
Globe(日本でいうドコモとかAU)が提供しているフィンテックアプリです。

 

日本でいう、LINEペイなどと思ってもらえればOKです。

しかし、フィリピンのフィンテックアプリの位置づけは少し異なります。

 

・銀行アカウントを所持しているフィリピン人が非常に少ないです。全人口の4分の1程度。
・残念ながら窃盗が多く、現金を持ち歩くこと、現金を自宅に置いておくことは危険が伴います。
・お金の管理が苦手な人も多く、あればすぐに使ってしまうという国民が多いです。

 

これらの背景を受け、フィリピン中央銀行は
フィンテックサービスの利用を積極的に推進しています(参照)。

 

銀行口座を作るのには審査がいりますが、
フィンテックアプリであれば、スマホがあればすぐに利用できますので。

 

いくつかあるフィンテックアプリの中でも、今一番注目度が高いのが、
今日紹介する「GCash」です。

 

フィリピン大手「Globe」が運営しているということで

利用者増→利用機能・利用可能店舗増→利用者増・・・

という好循環を生み出しています。

 

さらに現在、コロナウイルス拡大で、マニラを始めとしたフィリピンの多くの地域は、
「ロックダウン」という封鎖措置が取られています。外出も基本禁止です。

 

フィリピン人の多くは、公共料金やWi-Fi利用料などの請求書を窓口に支払いに行きますが、
コロナウイルス対策として、窓口の封鎖もしくは自粛措置が取られています。

 

その代わりに、オンラインで請求書の支払いができるGCashを利用しなければならない事態となっているのです。

 

そんなこともあり、GCashの利用はますます増えそうです。
私の彼女もGCashをついに使い始めました

 

ではGCashの機能の紹介に移りましょう。

 

GCashの機能を紹介

GCashの公式紹介動画(30秒程度)です。

 

主な機能としては、

・ロードの購入(フィリピンで携帯やWiFiを使うために必要)

・請求書の支払い(窓口に行かずとも購入可)

・映画館の予約(事前に予約可)

・電子マネーでの商品購入(お財布いらず)

・オンラインショップ利用(クレジットカードなくてもネット通販)

・送金(友達のGCashに無料で送金可)

・お金の前借り(アコムとかの感じ)

・貯金

・その他

 

と、非常に多くの機能が含まれています。

 

このGCashを使いこなすことができれば、フィリピンでの生活が便利になること間違いなしです。

 

GCashの使い方

このように便利な機能がそろったGCashですが、
すべて英語のため、日本人には少し難しく感じるかもしれません。

 

そのため、日本人が使う可能性がある機能に絞って、使い方を説明します。

 

アカウント開設と認証

まず、アカウントを開き、認証をする必要があります。

アカウントを開くこと自体は非常に簡単です。

アプリ「GCash」をスマホにダウンロードし、各種設定を行います。

自分の名前、暗証番号4桁などを打ち込むことで、アカウント開設は完了です。

これだけでも、ロードの購入や商品購入などの一部機能が利用可能です。

 

しかし、GCashのすべての機能をするためには、追加の認証を行うことが必要です。

 

認証のためには、GCashが認めたIDの登録が必要となりますが、
GCashを利用する以上、フィリピンに行ったことがある人だと思いますので、
パスポートを利用すればOKです!

 

画面の左上のボタンを押し、verify(認証を行う)をクリックし、

1.IDの登録(写真を撮る)

2.自分の写真を撮る

3.住所や職業などの登録

 

で認証が完了です。これで、GCashすべての機能が可能になります。

 

入金(Cash-in)

財布にお金が全く入っていなければ何も買えないのと同じで、
GCashもお金を入金しておかなければほとんどの機能が使えません。

 

Gcashは、以下のように様々な入金方法を準備しています。

・提携店舗での入金(Gloveストア、セブンイレブン、SMスーパーマーケット、セブンイレブンほか)

・機械を使っての入金(Gcashマシーン、セブンイレブンにあるマシーンほか)

・オンラインバンクでの入金

・クレジットカード、デビットカードでの入金

・送金サービスを使った入金

 

今回は、特に利用頻度が高いと思われるセブンイレブンでの入金方法をお伝えします。

まず、アプリを開き、Cash-inをクリック。

次々に入金方法がたくさん出てきますので、over the counterの「View all」をクリックし、セブンイレブンで入金をクリック。

入金金額を打ち込む欄がでるので、金額を打ち込み、バーコードを表示をクリック。

バーコードが表示されるので、それをセブンイレブンのレジに持っていきましょう。

店員さんがバーコードをスキャンし、その場で入金金額を払えば、すぐにアカウントにお金が入金されます。

 

簡単ですね。

 

しかし、実はこの入金がとっても厄介なのです。

まず、提携店舗はあくまでも可能性がある店舗であって、すべての店舗が対応しているわけではありません。
(例えば、私の家の近くのSMスーパーマーケットでは、GCashでの支払いはできますが、入金はできません)

また、便利なのはセブンイレブンでの入金なのですが、機械が止まってしまうこともあり、使えないことが多々あります。

また、機械を使って入金しようとしても、機械が紙幣を受け取ってくれないこと多数。

 

これらの状況、GCashを使ったことがある方であれば体験したことがあると思います。

 

もし、それらのストレスなく入金したい場合は、オンラインバンキングやクレジットカードなどを利用する方法がおすすめです。

(入金方法によっては手数料をとられるものもありますので、ご注意ください)

 

便利な反面、機能が多くあり使いづらさもあるため、少しずつ慣れていくのをお勧めします。

 

品物の購入

品物の購入は非常に簡単です。レジの担当者に、GCashで支払いたい旨を伝えた後、GCashを開き、「Pay QR」をチョイスします。そして、QRコードが表示された画面を店員さんにスキャンしてもらえば、それで完了です。

(ただ、店員さんが慣れていない場合戸惑うこと多々ありです)

 

送金

GCashからGCashへの送金であれば手数料無料で利用できるので非常に便利です。

例えば、レストランに行って割り勘をしたいけど、おつりがないなんてときにも、
GCashを利用すればいつでもお金を移動させることができますね。

GCashを開き、「Send Money」をクリック。

一般的な送金でよければ、「Express Send」をクリックし、相手のアカウントを打ち込み、
金額を打ち込んで確認画面へ。
相手の名前が表示されるので確認し、送金ボタンをクリック。とても簡単です。
(また、50文字までのメッセージも打ち込めます笑)

 

請求書の支払い

フィリピン人にとって最も便利なのがこちらの機能です。

これも、GCashを開き、「Pay Bills」をクリック。すると、利用可能な項目が出てくるので、それに従って選択します。

支払先に合わせた詳細記入欄が現れるので、それに従って記入し、Nextをクリック。

最終確認の画面が現れるので、それでよければさらにクリック。

支払い完了のメール通知が届きます。これで完了!家で支払いできてしまうのです。

 

終わりに

携帯電話は好きだけど、フィンテックにはあまり興味がなかったフィリピン人が、
今回のコロナウイルス騒動で、GCashを一気に使い始めました。

 

そして、その便利さに驚いています。笑

 

実はそんな背景もあり、現在(2020年3月現在)GCashがつながりづらい状態になっているのですが、
おそらくみなさんがフィリピンに来られた際には、利用可能になっていると思います。

 

とっても便利なGCash、ぜひ利用してみてくださいね。