フィリピンが新型コロナウイルスで入国禁止に。
解除はいつ?入国はいつから?

フィリピンが新型コロナウイルスで入国禁止に。<br>解除はいつ?入国はいつから?

フィリピンが新型コロナウイルスの影響を受けて入国禁止になっています。
フィリピンに行く予定がある人の中には、入国がいつからできるのか、気になる方も多いと思います。

 

本記事では、フィリピンの入国に関する現状と、日本人が入国できる日はいつかについて考察します。

(2020年5月16日、5月31日、後半部に情報を追記しました)

(6月3日、外国人の入国に関する政府の見解を追記しました)

(6月22日、日本人の多くが誤解している事実について追記しました)

(6月23日、外国人労働者の入国について追記しました)

(7月17日、外国人の入国に関するフィリピン政府の見解について追記しました)

新型コロナウイルス拡大によるフィリピン政府の査証発給停止について

多くの方が気にしているのが、現在、フィリピンに入国できるのかどうか、ということだと思います。

 

結論から言ってしまえば、現在、日本人は、基本的にはフィリピンに入国できません

それはなぜかというと、フィリピンの政府機関であるイミグレーションが、VISA(査証)の発給と更新をストップしたからです。

 

VISAとは、その国に入国するためにこの人は資格を持っていますよ、と証明するものです。

 

VISAがあれば必ずしもは入国できるというものではありませんが、入国にVISAが必要な場合は、VISAなしでは入国できません。

 

ではフィリピンの場合はどうかといえば、日本人に対しては「30日間無査証短期滞在」の査証免除特権があり、30日間以内の短期滞在であれば、VISAなしで入国できます。

しかし、2020年3月19日、フィリピン政府は、新規ビザの発行および査証免除特権を一時的にストップすると発表しました参照)。

しかも、すでに申請されていたVISAに関しても無効とみなされるとのこと

 

例外としては

・フィリピンに赴任する外国政府及び国際機関の職員
・フィリピン国民の外国籍配偶者及び子

のみです。上記に含まれない場合、フィリピンには来ることができません。
(この後、一部変更がありましたので、下記に紹介します)

 

例えば

・4月からフィリピンで働くために就労ビザを取得していた→不可

・4月からフィリピンで語学留学をする予定→不可

・4月からフィリピンのビーチに観光を予定中→不可

 

です。みんなフィリピンにこれません。

 

※2020年3月21日、フィリピン政府は追加情報を発表しました
下記に当てはまる人は、VISAの手続きを進められるとのこと(参照)。

(1)外交,公用の査証申請
(2)緊急・人道案件に係る査証申請

詳しくは書かれていませんので、情報が必要な方は直接電話連絡とのことです。

 

このVISA関係の一時停止は、2020年3月22日にスタートし、終了時期については不明です。

 

 

フィリピンの新型コロナウイルスの現状

この査証発給停止はもちろん、現在フィリピン国内で拡大している新型コロナウイルスの影響です。

 

フィリピン政府は現在、何よりもフィリピン国民を守りたいと考えているため、感染しているかもしれない外国人を入れたくないのです。

 

そのため、査証発給停止が解除されるのは、少なくともフィリピン国内の新型コロナウイルス拡大が一段落した後になるでしょう。

 

では、フィリピン国内の新型コロナウイルスの現状ですが、残念ながら日々急増している状態です。

 

3月1週目は6人程度でしたが、3月23日現在、462名と報告されています。

 

しかも、多くの人々が検査キット不足のため、検査待ちであったり、検査を受けてもなかなか結果がでずに結果待ちだったりするため、実際にはもっと多くの感染者がいるだろうと考えられています。

 

コミュニティー隔離措置は、現在のところ4月13日午前0時までですが、現状では、隔離措置を伸ばすことになるだろうと考えられます。

※複数回の延長措置がとられ、現在は5月31日までとなっています。また、5月19日、フィリピンのコロナウイルス感染者数は12,942人です。毎日、200~300人程度増加しています。そして、ほとんどが主要国際空港が位置するマニラとセブに集中しています。

 

 

フィリピンの新型コロナウイルス収束の見通し

では、フィリピンのコロナウイルスはいつ収束するのか、というと、わかりません。

 

フィリピンは現在、「真夏」の時期であり、1年で最も暑い時期です。
しかし、新型コロナウイルスの感染者が急増していることをみると、気温の変化による収束は見込めそうにありません。

 

また、ヨーロッパでは、2月からコロナウイルスが増加し始め、約2ヶ月経った今、むしろすごいペースで増加しています。

 

現在フランスでは、一斉休校を9月まで、イタリアでは6月まで伸ばすことを検討中ですが、世界のこれらの状況を考えると、フィリピンにおいても長期戦になると予想されます。

 

フィリピン国内において多くの地域が、5月16日からGCQに移行しました。これは、厳しい隔離措置が行われるECQと比べると少し緩くなった状態です。しかし、これをきっかけとし、多くの人々が外出を開始しました。また、自粛疲れや気のゆるみによって、密集エリアも生まれ始めていますし、マスクの着用もいい加減になっています。

 

下記の図は、フィリピンの新規感染者数を示したものです(参照)。新規感染者がまったく減っていない様子がわかるかと思います。

これらを考えると、残念ながらしばらくの間は、フィリピンにおいてコロナウイルスの感染は続くだろうと予想されます。

 

 

日本からの入国者に許可が下りるのはいつか?

また、フィリピン人の新型コロナウイルス感染による死亡率は10%弱と非常に高く、フィリピン政府はおそらく、感染者拡大がほとんど発生しないレベルにまで安定しない限り、外国人の入国を許可しないのではないかと思っています。

 

というのも、せっかくフィリピン人がフィリピン国内で新型コロナウイルスをゼロに近づけても、海外からまた入ってきたのでは意味がありません。

 

フィリピン政府の最近の対応を見ていると、経済<コロナ対策、という感じですので、フィリピンでの新型コロナウイルスの恐怖が去っても、世界にコロナウイルスの感染者が存在しているようであれば、入国制限を続けるのではないかと予想されます。

 

もしくはワクチンができたときですね。これは様々なニュースによると、1年かかるとか何とか…

 

そう考えると、かなり長い間、日本人はフィリピンには入国できないのではないか、というのが、私の予想です(あくまでも私見です)。

 

そのため、フィリピンへの語学留学などを考えている人たちは、別の形で英語学習に打ち込む必要があるかもしれませんね。

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日本人がフィリピンに入国できるのはいつから?【追記版】

2020年5月16日、フィリピンでは、いくつかの地域において、検疫期間の延長が実施されました。

マニラ周辺やセブ市(および周辺一部)がECQ継続、もしくはMECQ(多少簡易版)に移行。

多くの地域は、GCQ(多少緩和されたコミュニティ検疫)に移行しました。

 

しかし、フィリピンにおけるコロナウイルス感染者数の拡大は依然として続いており、残念ながら収束の見込みはまったく立たない状態です。連日、200~300人の新規感染者が報告されています。

 

現在、日本ーフィリピン間の渡航は、大きな制限が行われています。マニラ―日本では限定数の飛行機が飛んではいますが、利用できるのは、母国に帰る目的や緊急事態、永住ビザ取得者、限られた職種のワーカーたちのみ。私も日本に一度でも戻ってしまえば、再度フィリピンに来られる採算がまったくないため、現在もフィリピンにとどまっている状態です。

 

ワーキングビザを取得していた、もしくは取得予定であった人たちですら、現在渡航ができずに困っています。そんな状態ですから、観光目的でのフィリピン入国は厳しいでしょう。

 

一時、フィリピン航空が、ダバオの国際空港を拠点として、国際線を復活させたい!という報道が流れたことがありますが、これはあくまでも航空会社の思いであって、政府の許可が下りたわけではまったくありません。

 

実際ダバオでは、臨時便を運航した際に、幾人かのコロナウイルス感染者が搭乗者の中から見つかり、飛行機の利用に非常に敏感になっている現状があります。これを考えると、ダバオ国際空港を活用した国際線復活案は、現状では難しいですし、フィリピン政府・ダバオ政府の許可が下りないと思います。

 

セブパシフィックもフィリピン航空も、5月31日までの国際線の運航をすべてキャンセルしています。この流れは、残念ながら、今後も続くと考えられます。また、フィリピンの流れを見れば、国際線の利用がスタートするとすれば、まずは安全な地域への出稼ぎ労働者向けのフライトのみが現実的です。

 

外国から観光客の受け入れをスタートするのは、なかなか見通しの立たないフィリピン国内のコロナウイルスが沈静化されてからになるでしょう。これはいつのことになるのでしょうか。残念ながら、現在の一部の地域でのクラスター的拡散を見ていると、6月に運航が再開されるとは到底思えません。

 

フィリピンの報道では、観光目的での国際線の再開は、2020年内には難しいだろう、と報告されています(参照)。これはあくまでも見通しですが、この案が最も現実的ではないかと考えています。2020年は何とかフィリピン人が安心して生活できる基盤を作ることに専念し、観光産業のスタートは、早くても2021年、場合によってはもっと遅くなる可能性もあります。

 

答えになっておらず、申し訳ありませんが、現状で国際線のスタートは難しいだろうというのが私の意見です。

 

また、たとえ運よく入国できたとしても、現在フィリピンはコロナウイルスの脅威の真っただ中。これまでのフィリピンと同じように過ごせる保障はまったくありませんし、コロナ感染のリスクも、現状では日本よりも高いと思います。フィリピンへの渡航はしばらくの間は諦めるのがよいでしょう。ただし、ワーキングビザ関連の渡航は、もしかしたら早めの再開があるかもしれません。もし新しい情報が入りましたら、記事を更新する予定です。

 

 

5月31日追記です。

フィリピン政府は、6月1日より、多くの地域で、規制をゆるめることを決定しました。

しかし気を付けてください。日本のように、感染者が減ったから規制をゆるめるのではなく、厳しい隔離政策に経済と国民が耐えられなくなったから規制を緩和するだけです。

 

残念ながら、コロナウイルスの感染者は減っていません。むしろ増えています。5月29日より、フィリピン政府がコロナ感染者数の発表方法を変えたため混乱が起こっており、現在、正しい新規感染者数を把握できないような状態になっているのです。しかし、5月29日は1000人越え、5月30日は500人越えと増加傾向。さらにこの数字の信ぴょう性すらない状態です。

 

しかし、規制が緩和されるということで、いくつかの交通網は動き出します。フィリピン政府の発表によれば、

 

国際線

フィリピン人の海外労働者向け、永住権や学生ビザ保持者、本国への帰国者、外交官

 

基本的には、以前からほんの少し枠が広がっただけだと考えてください。フィリピン人が外国で働くための航空機利用は許可されていますが、外国人がフィリピンで働くための航空機利用はまだ不可です。もちろん旅行・観光目的は不可。

 

国内線

GCQ同士のエリアであれば可

 

セブもマニラも、6月1日よりGCQとなりますので、セブ、マニラをハブとした国内線も、形の上では動き出します。しかし、各都市が他地域からの立ち入りについてはかなり厳しいルールを設けることになると思いますので、あくまでもビジネス目的の移動が許可される形になるでしょう。旅行目的の利用はまだまだ難しいのではないかと思います。

 

 

6月1日からの規制緩和により、イミグレーションが動き出すかどうかに注目が集まります。マニラのイミグレーションが動き出せば、入国に関する情報が動き出すかと思います。

 

ただ、繰り返し伝えたいのは、フィリピンは、安全だから規制を緩和したのではなく、経済、国民の我慢が限界に達したため、緩和せざるを得なくなったというのが実際のところ。政府があるエリアのチェックをすると陽性者が大量に出るほど、コロナがすでにまん延している国です。

 

残念ながら、医療もぎりぎりです。コロナ感染によって医師や看護師が死亡する事例もたびたび報じられていますし、それを受けてやめていく医療従事者も増加しているとのこと。

 

コロナとの闘いは長期戦になると予想されます。

 

※また、フィリピン国内では、セブパシフィックやフィリピン航空がさまざまなプロモをスタートさせていますが、それらに対する政府の許可は下りていません。つまり、航空会社が独自の見解でさまざまな発表を行っているのです。そのため、サイトで予約はできても、それが本当に動くかどうかはかなり怪しいです。残念ながら、セブパシフィックやフィリピン航空のプランは、疑ってかかるのが安全かと思います。

←これには本当に気を付けてください。私の周りの在フィリピン日本人も、この情報にかなり振り回され、ストレスが溜まっているようです。

 

 

6月3日追記 外国人入国に関するフィリピン政府の見解

6月2日、外国人の入国に関するフィリピン政府の見解が発表されましたので追加します。参考元はこちち

・フィリピン政府は、外国人がいつ入国を再開できるのか、まだ決定していない

・現在は、国外で働くフィリピン人の受け入れに追われているため、この現状で外国人の入国を許可すれば大きな問題になる

・OFW(出稼ぎ労働者)へのコロナ検査だけでもいっぱいいっぱいの状態

・6月には16,000人のOFWが帰国予定なので、まずはそちらに尽力。

 

このように、外国人の入国許可の見通しはまだ立っていません。かなり先になるのか、突然再開するのかは、まだまだわからない状態ですね。

【最新情報】海外在住者は給付金をもらえる?もらえない?10万円コロナ給付金のゆくえは

 

 

6月22日追記 飛行機が再開しても、フィリピンにはまだ入れません

6月17日、愛知県にあるセントレア空港から、マニラ行の飛行機が飛びました。これを受けて、フィリピンに入れるんだ!と誤解されている方が多くいるようです。

 

上記でも述べたように、フィリピン政府は現在、日本人の査定免除特権を無効化しているわけです。イミグレーションの査定延長は確かに動き出していますが、新規発行については何も情報がないまま。つまり、いまだに新規発行は止まっていると考えたほうがよいでしょう。(すでにフィリピンに滞在している人向けの対応を行っているということです)

 

では、どんな人たちが日本からフィリピンに行けるのかといえば・・・ビザのいらない人たちです。たとえば、フィリピン人、フィリピン人のパートナー、永住ビザ取得者、すでに外交官など一部の職種の人々、などです。

 

ニュースではこのあたりを丁寧に説明せず、ただ、乗客の多くはフィリピン人です、とのみ述べているような状態です。当然そうです。現在フィリピンに入れる日本人は、ほんの一握りなのですから。

 

そして、たとえ今、何とかしてフィリピンにこれたとしても、フィリピンはいまだに感染が拡大中。病院もいっぱいいっぱいです。観光のためという理由では、今は避けるのがベターかと思います。

 

ただし、現在フィリピンは、経済を回す方向に舵を取っていますので、もしかしたら、外国人の入国も、遠くない未来に始まるかもしれません。ただ、何度も言うように、フィリピンは安全が確認できたから規制を緩和したのではないことをご承知おきください。フィリピンの状況は、日々悪化しています。それを踏まえたうえで行動するようにしてください。

 

※ちなみに、私の周りのフィリピンラブの日本人も、何とかして方法を見つけ、日本へ帰国しました。最初は、コロナが終わるまではフィリピン滞在を考えていた方々ですが、見通しの持てない状況と、コロナにかかってしまったときの不安が大きく、帰国を決定されています。

 

 

6月23日、フィリピン政府が外国人労働者の入国開始を示唆

6月23日、フィリピン政府は、外国人労働者の入国受け入れを示唆する声明を発表しました(参照)。

現在、フィリピン→母国、への移動は許可されていますが、母国→フィリピンは、上記でも紹介した一部の人々のみです。

 

ただし、外国人労働者(労働ビザ)に関係する人に限定して、入国を認める可能性がでてきました。

しかし、まずは労働ビザを取得しなければならず、それに数カ月の日数がかかることを考えれば、今月来月の再開とはならないと考えてよいでしょう。

 

 

7月17日、フィリピン政府が8月1日以降の外国人入国に関して説明

フィリピン政府は、8月1日より、長期ビザを所有する外国人の入国を認めると説明しました(参照)。

こちらのニュースによれば、入国する前に長期滞在のためのビザを持っている必要があるとのこと。わかりづらい表現ですが、新しい入国ビザは受け入れられないともいっているため、以前に就労ビザなどを申請済みだったにもかかわらず、フィリピンに入国できなかった人々の入国が許可されたものだと考えられます。

 

ちなみに、現在日本人でフィリピンに入国可能なのは、一部の限定された職種の方と、結婚ビザなど、永住権を持つ人々のみ。

 

また、コロナの検査を受けるための事前予約等も必要とのこと。このあたりは、少しずつ情報が出てくると思いますので、今すぐ動かないのが吉でしょう。

 

あくまでも長期滞在が許可された人に対しての入国許可です。観光ビザでの入国は、未だ禁止ですので、お間違えなく。

 

 

終わりに

今回は、日本人はいつになったらフィリピンに入国できるの?という点について考えてみました。
残念ながら、4月になったら解決する、という問題ではないと思います。

 

5月か、6月か、7月か、もっと先か・・・まったく予想できませんが、事前に代替手段を検討しておくことも必要かと思います。

(現在は、5月の下旬に差し掛かっていますが、再開の見通しはまったくありません)

 

また、フィリピンの新型コロナウイルス最新情報がありましたらお届けします。

 

6月1日フィリピンロックダウンが規制緩和へ。フィリピン政府の対策は成功?失敗?