フィリピン入国禁止!?ビザの新規発行停止!?
コロナウイルスVSフィリピン

フィリピン入国禁止!?ビザの新規発行停止!?<br>コロナウイルスVSフィリピン

2020年3月、フィリピンのコロナウイルスの感染者数は増え続けています。

 

フィリピン大統領ドゥテルテ氏は、フィリピン国民をコロナウイルスから守るために、
大規模な施策を連日打ち出しています。

 

それらの政策が功を制しているのも間違いないのですが、
毎日のように目まぐるしく変わる状況に、国民の戸惑いもみられます。

 

特に、「フィリピン国民」を第一に考えた施策が行われていくため、
われわれ「外国人」にとっては、非常に困難な状況になっているのも事実です。

 

本記事では、これまでに、フィリピン政府が行ったコロナウイルス対策についてまとめました。

 

外出禁止中におすすめのオンライン英会話はこちら

【無料体験50分×5回】【クレジットカード登録なし】AQUES(アクエス )の無料体験がすごかった!

 

フィリピン政府による新型コロナウイルス対策の流れ

フィリピンは、中国以外でコロナウイルスによる死亡者が出た最初の国として話題になりましたが、前半は、比較的、抑え込みに成功していました。

しかし、フィリピン国内で新型コロナウイルスの拡大が止まらなくなってきた3月上旬から、政府がものすごいスピードで動き出し、市民も大混乱します。

フィリピンのコロナウイルスの状況を、前半と後半に分けてお伝えします。

 

フィリピンにおけるコロナウイルスの状況(2月~3月上旬まで)

2020年2月1日、中国からの旅行者がフィリピンで死亡したことを受け、
中国本土および香港、マカオからの入国を禁止

2020年2月10日、停止国に台湾を追加。
台湾から大きな反発を食らい、2月14日に台湾からの入国禁止を解除

2020年2月17日、上記の国からの入国者、および渡航歴がある人の入国を禁止する一方、
十分なコロナウイルス対策が行われていれば、自治体のイベントは開催可。

2020年2月26日、韓国大邱広域市及び慶尚北道清道郡への入国・渡航制限。
その後、韓国全体への入国を厳しく審査するようになる。

2020年3月3日、韓国への渡航制限を一部解除。

 

※このあたりまでは、フィリピンにおけるコロナウイルスの影響は、ほぼないと言ってもいいものでした。

 

フィリピンにおけるコロナウイルスの状況(3月上旬~)

2020年3月6日、新規の感染例が2件報告される(計5人)。
うち1名は、海外渡航歴がないフィリピン人だったため、一気に緊張が高まる。

2020年3月7日、さらに1件追加(計6名)。
5人目の感染者の妻であり、フィリピン国内で確実な感染がみられたことになる。

2020年3月8日、さらに4名追加。2020年3月9日、さらに10名追加。
フィリピンにおいて新型コロナウイルス拡大の兆し

2020年3月12日、ドゥテルテ大統領は、首都マニラの封鎖(ロックダウン)を決定
マニラが大パニックに!(在フィリピン国大使館より)

(1)公衆衛生警戒水準をコード・レッド・サブレベル2(最高レベル)に引き上げる。
(2)マニラ首都圏において次の措置を30日間とる。
・マニラ首都圏の全てのレベルの学校を4月12日まで閉鎖。
・期間中、多くの人が集まるイベントは禁止。
・マニラ首都圏全体について隔離措置をとる。それ以外の地方は、異なる家庭から二人の患者が出た段階でバランガイ隔離。二つのバランガイに出た段階でミユニシパリテイ、シテイ等のレベルで隔離、二つのミュニシパリティ、シテイ等に出た段階でprovince全体を隔離する。
(注:アニョ内務地方自治大臣は,マニラ首都圏外からマニラ首都圏への通勤は,マニラ首都圏で雇用されていることの証明を提示すれば可能と発言。)
・行政機関は期間中機能停止。ただし最低限の職員は維持。公衆衛生等は完全に機能させる。立法・司法も同様にすることを勧告
・民間企業には柔軟な業務体制を取ることを推奨。DOLE(労働雇用省)・DTI(貿易産業省)がガイドラインを発出。製造・小売り・サービス業は営業継続を勧告。
・首都圏内の公共交通機関は原則として継続して運航する。
・首都圏に出入りする陸路、内航船舶、国内便航空機は3月15日に停止。
・上記措置は毎日モニターし決定から毎日再評価する。上記措置は,フィリピン国家警察やフィリピン国軍によって実施される。
(3)マニラ首都圏以外の地方自治体(LGU)は学校の閉鎖に裁量を有する。
(4)フィリピン人国外労働者(OFW)は,湖北省を除く中国本土に,危険を理解する旨の誓約書に署名して渡航することが認められる。
(5) 国内感染が起きている国(注:日本を含む。)からの渡航者は入国制限を課される。ただし、フィリピン人及びその外国人配偶者・子,フィリピン政府が発行した永住査証所持者、9(e)外交査証所持者は除く。

2020年3月14日、マニラ首都圏において3月15日から4月14日まで
夜間(午後8時から午前5時まで)外出禁止が発表。さらなるパニックに。
(3月12日発表の報告では日本からの入国はできないとされていたが、
3月14日の報告では日本からは可であるなど、内容の不一致も話題に)

2020年3月16日、ルソン全域に「より強化されたコミュニティ隔離」の措置。
これにより、交通機関が動かなくなり、マニラは麻痺の状態に。
また、出国についても規制が行われることになり、コミュニティー隔離措置発効(注:3月17日午前0時)から
72時間以内であればルソン地域の全ての空港からの出国が認められる一方,
それ以降(4月13日まで)は制限されることに。
日本人を始めとした外国人が空港に押し掛けるも飛行機不足により帰れず
また、航空機のチケットが異様な値上がりがみられる。

 

※このあたりから、空港会社が飛行機の本数削減や停止を行い始め、マニラだけでなく、セブにも影響が及ぶ。セブにいる多くの日本人(主に語学留学生)が日本に帰れない事態に。

 

2020年3月17日、外国人の出国制限を見直し、
対応に従えば母国に帰ることができるように変更。
しかし問題は飛行機の本数減によりチケットがとれないこと。

フィリピン各地で封鎖(ロックダウン)や外出禁止、
モールやアミューズメント施設の一時閉鎖が始まる。この間にも感染者数は増加。

2020年3月18日頃、セブに滞在する日本人のために、いくらかの飛行機の運行が決定

2020年3月19日、フィリピン政府がVISAの発給を停止
フィリピン国内でビザの更新ができなくなり、帰国も滞在もできない人が出現する可能性!
また、日本人は30日間までなら事前の申請なくフィリピンに入国できていましたが、この制度も一時停止。
これは外国人の新規入国が完全に断たれたことを指し、フィリピンが鎖国入りとのうわさが拡がる。

☆現在は、新規入国者へのビザの発行は停止中。
☆しかし、すでにフィリピンに滞在している人であれば、ビザを更新せずに滞在可。
☆現在の緊急令が解けた後30日以内にイミグレーションに行き手続きをすれば問題なし。

 

2020年3月20日、フィリピン政府は帰国できなくなったり、困っている外国人に向けたサービスを開始。
フィリピン観光省のFacebookページに行き、氏名や所在地などを送ることで
何らかのサービスが受けられるとのこと。ただ、始まったばかりのサービスのため、不透明な部分あり。

 

これらがフィリピン国内の主な施策になりますが、これ以外にも、地域ごとに様々な施策がとられています。

 

フィリピン国内の主な現状として、

・外出禁止(特に夜間)
・地域間の移動禁止
・アミューズメント施設の一次停止
・モールが共用施設の一時停止
・レストランなどの一次停止
・支払窓口の停止や時間短縮
・アルコール禁止
・交通機関の停止

などです。

 

残念ながら、コロナウイルスの感染者数は、2020年3月20日現在、230人と増加中です。

そして、より怖いのは、検査キット不足により正しい診断されていないだけで、
実際の発症者はかなり多いのではないかと予想されています。

今後もフィリピンの混乱は、しばらく続くだろうと考えられます。

 

※3月23日現在、462名に増加しました。
フィリピンの多くの地域でロックダウンが行われています。

※3月24日現在、552名

※3月28日、1075名です。跳ね上がりましたね。

 

フィリピンの入国規制・入国制限について

日本に住む多くの方が気にしているのは、フィリピンに入国できるのかどうか、
つまり、入国規制・入国制限についてだと思います。

これについてははっきりとは言えないのですが、現在は不可能と思ったほうがいいと思います。

上記でも述べたように、現在、入国のためにVISAの取得が必要となっています(査証免除特権を一時的に停止)。

そして、これが免除されるのは、フィリピン国民の外国籍配偶者及び子のみです。

 

これは、ビジネスにおいても同じです。

過去に発行されたVISAも、以下の条件を除いては無効化されるとのことです。

・フィリピンに赴任する外国政府及び国際機関の職員
・フィリピン国民の外国籍配偶者及び子

これはつまり、4月からマニラやフィリピンで働く予定だった人々の多くが入国できないことを意味します。

詳しくは在フィリピン日本国大使館のウェブサイトをご覧ください。

 

もし何らかの理由(ビジネス、留学、旅行などすべて)でフィリピンに渡航する予定のある方は、
必ず事前に最新情報をご確認ください。

 

終わりに

コロナウイルスによって世界中が大きな影響を受けていますが、
フィリピンにも現在大きな影響が及んでいます。

 

フィリピンでは、医療機関の数が限られていたり、
お金の関係で医療機関にかかれない人々もいることから、
フィリピン政府はできる限り感染拡大を縮小しようと、様々な施策をとっています。

 

現在、フィリピンの株価が大暴落していたり、収入を失って路頭に迷っている人も多い状況ですが、
フィリピン政府は、コロナウイルスの抑え込みを第一に考えた施策を行っていくと考えられます。

 

今後のフィリピン経済への不安もありますが、
そちらについてはもう少し様子をみる必要がありそうです。

 

フィリピンに住まれている方、またフィリピンに関連のある方は、
最新の情報をよく確認したうえで、慎重な行動をとるようにしてください。

 

フィリピンの新型コロナウイルス最新版

 

また、新しい情報が入りましたら、お伝えします。では。