フィリピンの結婚式を知ろう1:事前準備編

フィリピンの結婚式を知ろう1:事前準備編

皆さんの中には、フィリピン人の結婚式に招待されたけど、どうすればいいの?

とお考えの方もいることでしょう。

本記事では、【フィリピンの結婚式を知ろう1:事前準備編】と題し、フィリピンの結婚式に招待された際には、事前にどのような準備をすればいいのかについてお伝えします。

ちなみに

1.事前準備編(当記事)

2.当日編(参照

3.フィリピンの結婚式の魅力とは(参照

の3本立てでお届けします。ぜひ他の記事もお読みください。

結婚式の日程の連絡をもらう

新郎もしくは新婦から、結婚式の連絡をもらいます。これは、直接対面で教えてもらうこともあれば、メール連絡の場合もあります。

フィリピンでは、結婚式が非常に重要な儀式の1つであることから、大体半年前には結婚式の日程が決まることが多いです。結婚式に参加する意志があれば、その日程を1日空けておくことをお勧めします。なぜなら、午前中に行われるのか、午後に行われるのかは、まだわからないからです。また、確実ではないにしろ、行けそうか行けなさそうかをとりあえずでもいいので返答しておくとよいでしょう。

付添人のお願いが来る

これは、新郎もしくは新婦と特に親しい間柄であった場合のみです。日本で言えば、友人代表の言葉をスピーチしてもらえないか?とか二次会の幹事をお願いできないか?と近い感じだと思ってください。

しかし、フィリピンの場合、この付添人がものすごく多い上、役割も多いのです。結婚式当日に、新郎の世話人となる「Best Man」と新婦の世話人となる「Maid of Honer」が1名ずつ選ばれます。新郎新婦が最も信頼を置く人が選ばれます。

また、新郎の友人である「Groomsmen」と新婦の友人である「BridesMaids」が同じ数ずつ選ばれます。この 「Groomsmen」 と 「BridesMaids」 も、一日を通して新郎・新婦とともに過ごし、様々な手伝いをすることになります。そのため、新郎・新婦から、このような役割を頼まれた際には、気合を入れて結婚式当日まで時間を使うようにしてくださいね。

招待状を受け取る

結婚式の1~2か月前になると、招待状が届きます。フィリピンでは郵便配達への信頼があまりないため、基本的には手渡しが中心になります。

日本の招待状よりも、ボリュームのある招待状が届きます。1枚目には、新郎新婦の氏名、開催日時と場所などが記載されています。

2枚目には、両親の名前を含め、50名近くの人の名前が記載されています。特に興味深いのは、「Principal Sponsors」と呼ばれる人々です。新郎新婦が尊敬する人々や、結婚後もアドバイスやサポートをお願いしたいと思う人々がここに記載されます。フィリピンでは、結婚は人生の一大イベントです。しかし、大切なことは、式よりも将来の2人。 何か困ったことがあれば、「Principal Sponsors」 の方々が助けてくれたり、相談に乗ってくれたりするそうです。人生を支えてくれる先輩や友人、といったところでしょうか。他にも、上記で上げた付添人の名前などが記載されています。

そして、3枚目には、招待者向けの情報がいくつか載っています。私がもらった招待状では、1番上に、出席の有無に関しての最終期限が示されていました。驚くことに、期限は結婚式当日の1週間前。後述しますが、フィリピンでは日本のように、1人1人に引出物を準備したり、参加者の数に合わせて料理を準備したりすることがないため、出席の有無はぎりぎりでも可能です。

ドレスコードも記入されています。そして興味深いのは、カラーテーマというのが決まっている点です。これは、結婚式当日に、このようなカラーがベースの洋服を着たりアクセサリーを身に着けてくることを促すものです。しかし、あくまでも努力義務であって絶対ではありません。

実際、結婚式の当日は、付添人などの主要な招待者は守っていますが、一般の参加者は、特に気にしていないかな、というのが感想です。また、ギフト(参加者から新郎新婦へ)についても記載されており、もらえることはうれしいが、何よりもの喜びは、あなたが結婚式に参加してくれることです、と書かれています。総じて、一般の参加者であれば、事前の準備などはあまり必要ではない、といえるでしょう。

服装の準備をする

参加者が最も気になるのは、どのような服装で参加すればよいのか、というところではないでしょうか。参考までに、結婚式当日の1枚の写真を載せれば、以下のような感じです。

特に上記で上げたカラーテーマをベースに選んでいる人もいますが、そうでない人もいます。特に男性は、黒色のパンツにポロシャツ、というカジュアルベースの服装の人も多くいるのが正直なところ。男性であれば、スーツなどでももちろん構いませんし、女性もそこまでカラーテーマを意識せず、好きなカジュアルドレスを身に着ける感じです。

結婚式だから!!と身だしなみをばっちり整えるのは、新郎・新婦やその家族、付添人ぐらいかなと思います。気負わず、自然体で参加するのがいいのではないかと思います。

ご祝儀の準備は・・・必要ない

日本では、ご祝儀の準備をする必要がありますが、フィリピンには、ご祝儀の分化はありません。ではお金はどうするのか、ということですが、基本的には自分たちやその家族が払うことになります。私たちの結婚式にきてくれてありがとう!今日は私たちのおごりだから、ぜひ楽しんでいって!!という感じです。

しかし、どうしても渡したい場合は、ギフトとして個別に渡すことはもちろん構いません。しかし、基本はご祝儀はない、というのがフィリピンの結婚式です。

ただ、結婚式の披露宴にて、新郎新婦が2人で踊る場面があるんです。その際に、新郎新婦が掛けているタスキに、お金を入れたお祝い袋をピンでとめていく、という一見変わったイベントがあります。この際に、プレゼントしたいお金をお祝い袋に入れて、ピンでとめてあげてください。このお金は最終的に、新郎新婦や両親のものとなります。ただし、基本は無記名で、誰がどの金額を入れたのかは、まったくわからない状態になります。そのため、純粋に渡したいお金を包んであげればよいのです。

終わりに

フィリピンの結婚式の事前準備について紹介しました。

新郎新婦は、当然結婚式に向け多くの準備をする必要がありますし、付添人に選ばれた場合は、当日のスピーチや下準備の手伝い、また写真撮影への協力や何度かの衣装合わせなど、やるべき多くのことがあります。

しかし、一般の参加者として招待された場合は、最低限の衣装の準備だけをして待てばよい、というのがフィリピンにおける結婚式の事前準備です。その場に行って、2人の姿を見て、お祝いして、一緒に楽しい時間を過ごすことが大切と考えられているフィリピンの結婚式。もし、結婚式への招待状をもらう機会がありましたら、ぜひぜひ積極的に参加してみてくださいね。