フィリピンの結婚式を知ろう2:当日編

フィリピンの結婚式を知ろう2:当日編

連載、「フィリピンの結婚式を知ろう」の第2弾です。

フィリピンの結婚式に招待された人の役に立てばうれしいです。

今回はいよいよ、結婚式当日についてご紹介します。

1.事前準備編(参照

2.当日編(当記事)

3.フィリピンの結婚式の魅力とは(参照

の3本立てでお届けします。ぜひ他の記事もお読みください。

フィリピンの結婚式のスケジュール

挙式 午後3時~

披露宴 午後6時~

私が参加した結婚式は、大きく分けて、挙式と披露宴の2つに分かれていました。これは日本と同様です。しかし、挙式が約1時間30分、披露宴が約2時間と、挙式にも多くの時間が割かれているのがフィリピンの結婚式の特徴といえます。

フィリピンの挙式

フィリピンの挙式は、教会で行われるのが一般的です。新郎や新婦が通いなれた教会で挙式することもありますが、大きな教会になるとそれだけ費用もかさむため、参加者の人数に合わせた教会がチョイスされることが一般的です。今回の結婚式は、カトリックの教会にて行われました。

一般の参加者がイスに座っているのに対し、この方々はなんでしょうか?前回の記事で説明した、 「Principal Sponsor」の方々です。男女ペアになり、順に入場していきます。その後、 「BridesMaids」 と「Groomsmen」 もペアになって進み、各々のイスに座ります。

その後、お待ちかねの新郎入場です。しかし、新郎の入場は、扉からではなく、教会後方から登場。つまり、私たちと同じ場所で待機していました。

新郎の両親が、レッドカーペットの左右に立ち、新郎を迎え入れます。近づくとハグを交わし、ともに前方のイスに移動します。

そしていよいよ、後ろのドアが開き、新婦の入場です。写真からもわかるように・・・新婦泣いています。その新婦を優しくハグするご両親。いきなりから感動モード全開!私はすでに泣きそうでした。

その後、歌があったり、神父様のありがたい言葉があったりと式が流れていきます。そしていよいよ、誓いの言葉と指輪交換。

すると、前方の方々がスルスルっと前に移動していくではありませんか。

実はフィリピンの誓いの言葉と指輪交換は、 「Principal Sponsor」 に囲まれた中で行うそう。つまり、2人が永遠の愛を誓う場面を、尊敬する 「Principal Sponsor」 の方々が見守ってくださるようなのです。

その後、神父様が、何か長いストーリーのようなものを読み上げます。おそらく2人に向けられたありがたい言葉なのだと思いますが、私には難しく・・・

それが終わると、カトリックの儀式がいくつか行われました。

祈りを捧げています。カトリックの人たちは、イスから膝立を取り出し、膝をつけて祈り始めました。ただ、カトリックではない人ももちろんいますので、祈り方はそれぞれ。イスに座ったまま祈りを捧げる人も多くいたので、私はそれに倣いました。

その後、カトリックのミサで行われるように、神父様が一人ひとりに祝福を与え、白いおせんべいのようなものを渡していきます。このあたりの儀式に興味がある人は、カトリックのミサを調べてみてください。

その後、神父様が赤ワインを飲む、かの有名な場面も見られました。

その後は写真撮影です。ナレーターさんが、〇〇の人たち前に来てください、と順番にアナウンスするので、自分に該当するタイミングで新郎新婦と写真撮影を行います。

小さなグループから大きなグループへ。徐々に集団が大きくなっていきます。

この待ち時間に突如出現したのが、個人写真を大量に売りさばく少年です。実は教会のサービスで、高性能カメラで参加者の写真を撮り、挙式の間に現像し、生写真を売りさばいているのです。これはあくまでも希望性ですが、式のためにおめかしをしてきた人たちは、この写真に興味津々。多くの人が財布を取り出し購入していました。うまい商売です。

また、式の途中に、小さな箱が回ってきました。これは、教会への寄付金を入れる箱で、最終的には教会の収益になります。ただ、新郎新婦から多額のお金がすでに教会に支払われているので、あくまでも個人の自由です。私は前の人に続き、100ペソ入れておきましたが、多くの人が入れなかったり、もしくは20ペソだったりしました。

ここまでで約1時間30分ほどです。その後、披露宴が近くのホテルにて行われるため、参加者たちが移動を開始します。新郎新婦は教会内外での写真撮影があるので、しばらく残っていました。

総じて、フィリピンの挙式は、日本の挙式と比べると、和やかなムードで行われるイメージでした。また少し長いため、携帯をいじったり、近くの人とお話をしたり、という感じでしたね。なので、特に緊張せず、その雰囲気を楽しんでいただければと思います。

フィリピンの披露宴

そして、お待ちかねの披露宴が18時から開始されます。この日は平日だったため、仕事終わりの社会人が続々と集まってきます。どうやら予定していた人数よりも多くの人々が来てしまったため、机とイスが足りなくなるというハプニング。ざっと数えただけでも、200人は超えているのではないでしょうか。

フィリピンでは、日本の披露宴のように、人数がピタっと決まっていたり、事前にご祝儀を用意したり、引出物を準備したり、ということがないため、急に都合がついた人や、中には招待されていないのに友達と来た、という人が参加することもあります。食事もブュッフェスタイルのため、それでも対応できてしまうのです。

こちらは、披露宴開始の10分前の会場の様子。音楽がガンガンかかっており、会場は熱気に包まれていました。

実は私たち、何時から披露宴がはじまるのかを知りません。

しかし、18時5分前に、司会者がそろそろ始まるよ、とアナウンスします。ここで初めて18時からだったことに気が付く私たち。フィリピンタイムはここでも健在!

会場の外に設置された写真撮影ブースで楽しむマダムも急いで入場開始。ちなみに、パーティーなどではこのような写真ブースが登場することがしばしば。無料で写真やマグネット写真がもらえますので、みつけたら試してみてください。

いよいよ新郎新婦の出番なのですが、ここで、私たち 「BridesMaids」 &「Groomsmen」が再登場。会場を司会者とともに盛り上げます。踊って、手をたたいて、踊って、手をたたいて。(私は会場を盛り上げていたため、写真が全く取れずでした)

そして、ドアがバーンと開き、新郎新婦が登場!!

盛大な拍手とともに、新郎新婦が入場!

新郎と新婦がコメントを述べたり、友人代表がスピーチをしたりと日本と同じような流れが続きます。

そして、特徴的だったのが、こちらの赤い封筒。

フィリピンの結婚式には、ご祝儀の文化はありません。その代わりに、お祝い金をこの封筒に入れて渡します。お金の金額は完全に自由。また、基本的に無記名なのに加え、もし名前を書いても、お手伝いさんがお金をすべて封筒から出してしまうため、だれがいくら入れたのかはまったくわかりません。そのため、渡したい金額、を自由に入れればオッケーです。ちなみに、このお金は、新郎と新婦、もしくはお金を払った両親がすべて受け取ることができます。

ちなみに私は、お金の回収を手伝いましたが、だいたいの人が1000ペソを入れている感じでしたね。たまに分厚い封筒があり、3000ペソとか5000ペソがはいっていたりしました。また、20ペソの封筒もありましたね。ということで、本当に自由です。

そして面白いのが、この封筒の渡し方。

新郎新婦が、タスキを掛けながら舞台の真ん中で踊ります。そこにいき、小さなピンを使って、タスキに封筒を止めていくのです。↓動画です。

その後、定番の「あーん」があって、お待ちかねの食事タイム!(ケーキではなく、料理でした)

ホテルスタッフもスタンバイOK!

しかし、200人の参加者に対し、フードはこの1か所。ということで・・・

当然大行列。しかし、2巡目からは並ばずに食べれましたよ。

そして会場を盛り上げる生バンド!

食事がひと段落すると、友人やご両親がスピーチをしていきます。また、新婦がお父さんと踊ったり、新郎がお母さんと踊ったりする場面もありました。

そして、面白かったのが、突如始まったラブゲーム!!

披露宴の中で、なんとラブゲームが始まったのです。

独身男性と独身女性が集められ、簡単なゲームをすることに・・・

↓動画

最後は、男性1人と女性が1人が選ばれました。この2人に今後の進展があるのでしょうか。気になります。

最後は、挙式と同じように、写真撮影の時間。

司会者に呼ばれた人たちが集まり、写真を撮ります。

このあたりの時間(20時ごろ)になると、参加者は続々と帰っていきます。とくに、これで終わり、という連絡はなく、自然な感じで解散していきます。

私は、新郎新婦の部屋で着替えが必要だったことと、荷物も置かせていただいていたので、8時半ごろにお暇しました。新婦のご両親が家まで送ってくださるとのことだったので、再度披露宴会場に行くと、そこには大量のビニール袋が。これは何かと聞くと、披露宴で残った料理とのこと。料理を捨ててしまうのはもったいないので、ビニールに入れて持ち帰ることにしたのですね。このあたりの、食べ物を大切に扱うフィリピン人の姿勢はすごく好きです(人によりますが)。

ということで、21時に披露宴会場を後にしたわけですが、フィリピンの披露宴は、日本で言う、披露宴と2次会を合わせたようなものだと感じました。こちらは、とくにかしこまる必要はなく、新郎新婦を心から祝い、そして一緒に全力で楽しむことが重要だと感じました。

終わりに

ということで、本記事では、フィリピンの結婚式の、挙式と披露宴の様子を紹介しました。

第3弾は「フィリピンの結婚式の魅力とは 」の予定ですが、一番大切なのはこれだと思っています。ぜひまた遊びに来てくださいね。