宗教の違いは歴史的事実を超える??

海外からこんにちは。
突然ですが、みなさんはこの写真を知っていますか?

日本人なら、多くの人が知っていることと思います。
海外の方と話しているとき、なぜか人類の進化の話になり、
「人間がサルから進化したなんてありえないよねー!!」
と言われ・・・
一瞬、意味がわかりませんでした。
「えっ、人間は、サルではないかもしれないけど、サルっぽいものから進化したんじゃないの!?」
と私。
「そんなわけないじゃん、もしかして、人類の進化論を信じてるの?」「あんなの冗談に決まってるじゃん」
かなりテンパリました。
だって、学校でそう習ったし。。
その後、一枚の写真が送られてきました。

そう、アダムとエバ。
やっと理解しました。
そう、キリスト教では、神様が人間を作ったことになっています。聖書の冒頭で、神様が人間を作りました。そして、彼らは神様と非常に近い容姿を持っており、この写真からもわかるように、ほぼ現代の人間と同様の容姿をしています。
どちらが正しいのか!
と議論するつもりはありませんが、
私が感じたことは、
宗教の違いは、価値観だけでなく、
歴史的事実や、科学にも大きな影響を与えるということです。
もし私がキリスト教の女性と結婚し、
日本で子育てを行った場合、
一体どうなるのでしょうか?
子どもが幼い時期に
妻「人間は神様が作ったのよ」
私「…(口をふさぐ)」
学校にて教師が人類の進化論を説明
子「学校で、人間はサルだったって聞いたよ」
妻「それは冗談だから、気にしないでいいわよ。人間は神様がお作りになったんだから」
私「…(口をふさぐ)」
子どもが友達に人類の進化論は間違っていると伝える
子「人間は、人間のままで生まれてきたんだよ!」
友達「そんなわけないじゃん!学校で習っただろ!」
……
そんな未来をついつい予想してしまいました。
宗教の違いによって、習慣や価値観が様々であることは理解していたつもりでしたが、
今回のように、「事実」が異なった場合、どのように対応すればよいのか、すごく難しい問題だと思います。
日本人は、これらのことを、歴史的事実、真理などの非常に強い概念で理解しています。
しかし、キリスト教の人々にとっては、神様が今の人間の容姿のままで作った、というのが真理なんです。
私自身も、柔軟に、しかし同時に、自分の意見もしっかり持たなきゃな、と感じた一件でした。
もし、これに関して意見がありましたら、ぜひコメント残してくれるとうれしいです。ではまた。
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