フィリピン株の始め方!証券会社選びが成功の秘訣!

世界中の株価がコロナ前に戻る、もしくはコロナ前を上回る中、現在コロナ前の価格に向けて急上昇中のフィリピン株に興味を持つ人も多いと思います。
フィリピンは2060年頃まで「人口ボーナス」という働き手増による恩恵を受け、今後経済発展が急速に進むと考えられている国です。
これに伴い、株価が上がっていくだろうと考えられており、将来有望なマーケットとして注目を集めています。
しかしながら、フィリピン株を購入する方法がわからない人も多いと思います。そこで今回は、フィリピン株の始め方として、フィリピン株を扱う日本とフィリピンの証券会社について紹介します。
フィリピン株を買うには、証券会社への登録が必要
当たり前のことですが、株を買うには、証券会社に登録する必要があります。フィリピン株を買うには、フィリピン株を扱う証券会社への登録が必要です。
フィリピン株を扱う証券会社は以下の2通りです。
1.フィリピン株を取り扱う日本の証券会社
2.フィリピン国内の証券会社
それぞれの特徴を簡単に紹介します。
フィリピン株を取り扱う日本の証券会社
フィリピン株を取り扱う日本の証券会社としては、「アイザワ証券」が有名です。アイザワ証券では現在、フィリピンの主要株75種(2021年1月9日現在)を取り扱っています。
ざっと見た感じだと、フィリピンの主要株は含まれているのかなと感じています。ただし、小さな企業や、今後注目を集めるであろう企業の株は含まれていないという感じです。そのため、主要銘柄を中心に、硬く投資をしたいと考えている方は、アイザワ証券を使用してフィリピン株を購入することもできます。
日本の証券会社を利用するメリットとして、サービスが日本語、お金の振り込みが日本円などが挙げられます。
その一方、デメリットとして、多くの手数料を取られる、急上昇が期待できる銘柄が購入できない、IPO株の購入ができないなどが挙げられます。
フィリピン株にも資産を分散させたいけれども、複雑な手続きは避けたいという方は、日本にある証券会社を利用することがおすすめです。
フィリピンにある証券会社
フィリピンにはいくつかの証券会社がありますが、日本人に人気の証券会社は「ABキャピタル」「BDO Nomura」「AAA」の3つです。
「ABキャピタル(AB Capital)」「BDO Nomura」の2つの証券会社は、株式購入サイトが日本語でも利用できるという大きなメリットがあります。もし英語に不安がなければ、証券会社選びの幅はさらに広がりますが、まずはどちらかを利用するのがおすすめです。しかし、これら2つの証券会社の口座開設は日々難しくなっています。
そこで最近注目を集めているのが「AAA」と呼ばれる「AAA Equities」という会社です。こちらの証券会社であれば、担当者を通せばわずか1日というスピード開設が可能になります。
現地の証券会社のメリットとしては、小柄銘柄を含むすべての株を購入できること、IPO株も購入できること、手数料が安いことなどが挙げられます。
デメリットとしては、「サイトが日本のものよりも使いにくい」、「両替や送金により、円をペソにする必要がある」などでしょうか。
がっつり稼ぐには、やはり現地の証券会社です。
最近注目を集めているフィリピン株銘柄を買うためには、フィリピンの証券会社を最低1つは持つことが必要です。
フィリピン株に本格的に参入したいという方は、フィリピンにある証券会社に登録することをおすすめします。
フィリピン現地の口座開設方法
フィリピン現地のおすすめ証券会社は、ABキャピタルとBDO Nomura、AAAです。
BDO Nomuraは、フィリピンの大手銀行BDOと、日本の証券会社としても有名なNomuraが共同で実施している証券会社です。そのため、日本語にも強いのが特徴ですが、「BDOのオンラインバンクを利用できる」ことが、口座開設の条件となります。
しかしながら、BDOのオンラインアカウントを開設するには、BDOの口座開設が必要で、現在外国人がBDOの口座を開設するのには大きな壁があります。ワーキングビザや結婚ビザがある人であれば開設可能ですが、日本在住の人や、観光ビザでの一時滞在では難しいでしょう。
そのため、日本からフィリピンの証券会社の口座を開設しようとすれば、ABキャビタルの利用が候補となります。
ABキャピタルの口座開設に関しても、基本的には登録はすべて英語での対応、かつ、フィリピン政府が発行したIDが必要など、さまざまな障壁が立ち塞がります。また、最近は英語での面接が追加されたとのことです。
しかし、ABキャピタル自体が外国人投資家を増やしたいと考えているため、日本在住者であっても口座開設ができるルートがあります。こちらも少し複雑ではありますが、正式に口座開設を行うことができます。ただし、口座開設費用は少し高めです。また、開設までに1ヶ月程度かかることが多いようです。
最後のAAAは、少しずつ人気が高まってきているフィリピンの証券会社で、日本人であっても仲介会社に連絡をいれることで、最短1日でフィリピンに証券会社をオープンできます。口座開設費用も、ABキャビタルと比べるとかなり安いですね。
口座さえ開設できたら、後のやり方は日本の証券会社とほぼ同じです。最初は少し戸惑うこともあると思いますが、慣れれば問題ないレベルで利用できるでしょう。
株価の将来性は誰にもわかりませんが、フィリピンは現在、世界から大きな注目を集める市場です。フィリピン株で資産を大きく増やした人も多くいます。将来が不安定な日本の株よりも、安定して大きな利率を得ることができるでしょう。
※フィリピン株をするには、お金を日本からフィリピンに送金し、円からペソに換える必要があります。
さまざまな方法がありますが、今のところはトランスファーワイズが最安です。こちらで紹介しています。
終わりに
今回は、フィリピン株を購入できる証券会社について紹介しました。
個人的には、
あまり負担をかけず、楽して長期で運用したい→アイザワ証券
フィリピン株でしっかりと稼ぎたい→ABキャピタル
フィリピンで最速、格安で証券会社をオープンしたい→AAA
かと思います。
もし、ABキャビタルやAAAに口座を開設したいとお考えでしたら、口座開設のお手伝いをさせていただきますので、ぜひ連絡ください。
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