日本では、YouTubeの人気が徐々に増加していますが、実はアメリカでは、すでに日常生活に必須のサイトになっています。
アメリカの11歳未満の子を持つ親に行ったアンケートによると、なんと81%もの親が、子どもにYouTube動画を見せていると回答しました。
最近ではキッズ向けの学習動画も多くアップされ、YouTubeは「学び」のプラットフォームとしても認知されているのです。
今後の成長が楽しみなYouTubeですが、YouTubeの人気が高まる一方で、再生回数・チャンネル登録者数を伸ばせずに悩んでいる方も多いと思います。
そこで今回は、YouYubeの再生回数・チャンネル登録者数を伸ばすために重要な
「関連動画」について紹介します。
YouTubeの関連動画とは
YouTubeの「関連動画」とは、ある動画を視聴した時に、右側に表示されるおすすめ動画のことです。
YouTubeは、YouTube独自の「アルゴリズム」を持っており、常に私たちの動画を分析しています。
そして、あなたの動画「A」は、この動画「B」と関連しているな、とYouTubeのアルゴリズムが考えたときには、あなたの動画が「B」の関連動画に掲載されるのです。
この関連動画に掲載されることで、動画の視聴者が増え、チャンネル登録者増につながるのです。
しかし、ここで大きな問題が・・・
関連動画を狙うことは、初心者YouTuberが再生回数を増やしたり、新しくチャンネル登録を獲得するためには重要な方法ですが、
実は、初心者の動画はほとんど関連動画に掲載されないという悲しい事実もあるのです。
そのため、関連動画に掲載されるには、なんとなくではなく、「意図的」に狙っていく必要があるのです。
YouTubeの関連動画が果たす役割とは
関連動画に掲載される方法を紹介する前に少しだけ、関連動画に関するデータを紹介しておきます。
YouTubeの視聴者に対して、「YouTubeの関連動画を利用しますか?」と尋ねたリサーチによると、なんと81%ものYouTube視聴者が、関連動画を活用していると答えたのです。
つまり、再生回数を増やすためにも、チャンネル登録者を増やすためにも、「関連動画」がものすごく重要なのです。
まあ、これはあたり前と言えばあたり前ですが・・・
しかし、YouTube初心者にとっては、YouTubeの検索窓からトラフィックを獲得することはきわめて稀です。
また、SNSで友達にお願いすることもいつかは限界がきます。
そのため、新しい視聴者やチャンネル登録者を獲得するためには、YouTubeのアルゴリズムに好かれ、あなたの動画を関連動画に掲載してもらう必要があるのです。
ということで、関連動画に掲載される方法について紹介します。
YouTubeの関連動画に掲載される方法
一番簡単な方法は、お金を払ってYouTube広告に掲載してもらうこと。
こうすることで、あなたの動画に類似した動画が再生されたときに、あなたの動画が関連動画の一番上に表示されるでしょう。
しかし、これには多額の費用がかかります。
個人で行っている初心者YouTuberにとっては選択肢になりません。
そこで、あなたがすべき方法は、「意図的に」「計画的に」関連動画を狙いにいくことです。
なんとなく、とか、これぐらいかな、という程度では上手くいきませんので、徹底的にやることが大切です。
以下、その方法を紹介します。
人気が急上昇している類似のチャンネルを見つける
まず、類似のチャンネルを探してください。
このときに、自分の動画と関連が薄いチャンネルを見つけても、関連動画からの流入が見込めませんし、何より関連動画に表示されません。
あなたのチャンネル、および動画と関連したチャンネルを探しましょう。
その時に気を付けることは、あまりにも人気のチャンネルを狙っても勝てません。
あなたのチャンネル登録者数が500人のときに、10万人の登録者数を持つチャンネルを狙うのは無駄です。
そういったチャンネルはすでに、関連動画枠が広告やベテランたちによって占められています。
狙うべきは、あなたのチャンネルよりも10倍程度の人気があり、さらに、最近、急激に人気を伸ばしているチャンネルです。
あなたのチャンネル登録者数が500人程度であれば、5000人ほどのチャンネルを狙うのがベターです。
また、近年急激に人気を伸ばしているチャンネルは、ユーザーもアクティブな場合が多いので狙い目です。
ターゲットとするチャンネルを見つけるときには、
・10倍程度人気のチャンネル
・最近人気を伸ばしているチャンネル
を心掛けて下さい。
関連動画として狙いたい動画を絞る
狙いたいチャンネルを見つけたら、今度は、具体的に動画の品定めを行ってください。
あなたのチャンネルでぜひアップロードしたいなと思えるような動画を1つみつけてください。
その後、関連動画に掲載されている動画を確認してください。
もしここに、人気チャンネルの動画ばかりが並んでいた場合、すでに有料広告が多く掲載されている分野なので、諦めたほうがいいです。
狙うべきは、あまり人気ではない動画や、最近アップロードされたような動画がいくつも掲載されている動画です。
それらの動画は、関連動画への掲載動画が明確に決定していない状態ですので、割り込むスキがあるのです。
このようにして、ターゲットとする動画を決定してください。
タイトル、詳細、タグを参照を確認し、その情報を含んだ動画を構成する
その狙った動画のタイトル、説明、タグを確認してください。
(タグの確認方法については、今回は紹介しませんので、ググってください)
そして、それらの情報をほぼ網羅する形であなたの動画の構成を組み立ててください。
パクるのではなく、あくまでも参考です。
類似のメタデータを利用することで、YouTubeのアルゴリズムから、同類の動画であると認識されます。
ターゲット動画よりもさらに重要な情報や要素を含んだ動画を作成する
いよいよ動画の作成です。
ここで気を付けることは、その動画をパクることではありません。
上記の動画を参考に、さらによい動画を作成することです。
例えば、その動画内では解決されていなかった話題を取り上げてみたり、より新しいデータを紹介するなどすることで、YouTubeのアルゴリズムに好かれるだけでなく、ターゲットとしたチャンネルからのユーザーの流入を見込めるのです。
その動画のタイトル、説明、タグには、ターゲット動画に利用されていた情報を入れ込むことを忘れないでください。
YouTubeアナリティクスで確認
動画をアップロード後は、YouTubeアナリティクスで、関連動画としての流入があったかどうかを確認・分析してください。
上手くいけば、関連動画からの流入数が大きく増加しているはずです。
しかし、最初から上手くいくとは限りませんので、データを分析しながら改善を図っていくことが重要です。
終わりに
今回は、YouTubeの再生回数・チャンネル登録者数を増やすために重要となる「関連動画」について紹介しました。
特にYouTubeの初心者が再生回数やチャンネル登録者を増やすためには、この「関連動画」を極めることが重要になってきます。
ぜひ上で紹介した方法を実際に利用し、積極的に再生回数、チャンネル登録者数を増やすことにチャンレンジしてみてくださいね。